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小学校受験をして良かった!迷うなら受験をおすすめする最大のメリット・理由を先輩ママが語ります

小学校受験

こんにちは。ハハタツのブログ管理人の母ちゃんです。
筆者は、上の子の時に国立小学校を受験させました。

結果はさておき、「小学校受験して良かった!」と今でも心から思っています。

実際に受けたからこそわかる小学校受験の最大のメリットとは?
お子さんの向き・不向きにかかわらず受験をおすすめしたい理由とは?

小学校受験をしようか迷っている年少 or 年中のお子さんがいるご家庭、小学校受験をやめるべきかお悩み中の年長のお子さんがいるご家庭に、筆者の経験をもとにお伝えします。

ぜひ最後までお読みください。

小学校受験に挑戦する最大のメリット

小学校受験に挑戦することで得られる最大のメリット。

それはずばり、「夫婦で子どもの教育方針をしっかりと話し合う機会が得られることです。

な〜んだ、そんなことか・・・。

「当たり前のことじゃないの?」とお感じになった人もいるかも知れません。

お子さんが小さいうちに、家庭内で教育方針がきっちり決まっていることは、子育てにおいて何よりも重要ですよね。

ただ、それをちゃんと実行できている人はとても少ないと思うのです。

教育方針を夫婦で真剣に議論したことはありますか?

思い返してみてください。

この1年のなかで、夫婦のあいだで「わが家の教育方針」について、腹を割って議論をしたことが一度でもあるでしょうか?

『あるよ!』

という方は素晴らしいです。


小学校受験をしなくても、もう教育方針が固まっていらっしゃるご家庭なので、どうぞこのページを閉じてください。

でももし、あなたが

『う〜ん、そう言われてみれば、「こんな風に育ってほしい」となんとなく思うところはあるけど、夫婦間でわざわざ話し合ったことはないかも?

と、お感じになったなら、ぜひこのままこの記事を読み進めてください。

きっと、あなたの子育てにお役に立てるでしょう。

必要に迫られないとチャンスは来ない

子育てって、毎日本当に忙しいですよね。

朝起こして、送り出して、仕事して、習い事の送迎をして
料理して、食べさせて、宿題みて、
風呂に入れ寝かせて、寝落ちして、洗濯して・・・

そんな毎日を繰り返していたら、1週間・1ヶ月が本当にあっという間。

忙しい日々の中では、なかなか夫婦で子どもの将来や、受けさせたい教育についてじっくり意見を交わし、話し合う時間を作るのは難しいでしょう。

しかし、「小学校受験」という期限のある目標ができたことで、自然と教育に関する話し合いが必要となり、具体的な方向性を決める必要性に迫られます

受験自体が一つの大きな「きっかけ」となり、子どもの将来について真剣に考える重要なステップを手にすることができるのです。

ちょっと荒療治のようですが、

むしろ、こういう機会がなければ、話し合うチャンスは、この先何年もない、あるいは、下手したらそのままチャンスがやってこない・・・可能性が高いです。

追い詰められて見えてくる「わが家の教育方針」

小学校の面接対策で向き合う質問

受験を決意した家庭が得られるのは、面接や試験準備というプレッシャーの中で「わが家の教育方針」に向き合い決定するという、貴重な体験です。

小学校受験対策塾では、「面接特訓」みたいな講座も本番1〜2ヶ月前から行われます。(塾によります)

面接では、親が、以下のような質問にきちんと

「自分の言葉で」
「根拠をもって」
「わが子のエピソードを盛り込んで」
「学校の目指す教育とシンクロさせて」

話せるようになる必要があります。

小学校受験の面接での質問例

  • 家庭での教育方針を教えてください
  • その教育方針を実現するために実際にされていることはなんですか?
  • お子さんの長所と短所を教えてください
  • 本校に期待することはなんですか?
  • 最近、お子さんが成長したと感じたことはなんですか?
  • お子さんが友達の仲間に入れてもらえないときはどうしますか?
  • 本校の教育を支えるために貢献できることはなんですか?
  • グローバルに活躍するために必要な資質はどんなものだとお考えですか?

上記の質問はほんの一例です。
学校によって面接の方針もいろいろと異なります。

いかがですか?
すぐ答えられるぐらい、夫婦で考えられていますか?

面接対策では、こうした想定される質問への準備をしますので、ひとつひとつの質問に真剣に向き合うことになります。

小学校受験は、ただ筆記試験などのお勉強対策をするだけでなく、親として

「どのような価値観を大切にして子どもを育てたいのか」
「どんな未来を子どもに描いてほしいのか」

といった教育方針を具体的に考えさせられる場です。

この過程で、子どもの個性や家庭の理想がクリアになり、自然と教育方針が固まっていきます。

中学受験ではそのような面接はほぼありませんので、幼稚園受験・小学校受験こそがチャンスです。

子どもの魅力や個性について深く知るチャンス

受験を決意した、ある家庭のエピソードをご紹介します。

Sさん一家の場合

受験を控えたSさん一家。
娘の小学校受験を決意し、面接対策の準備に取り掛かることにしました。
面接でよく問われる「家庭でどんな教育方針を持っているか」という質問にしっかり答えられるように、夫婦で話し合いながら娘と向き合う日々が始まりました。

最初の頃、Sさん夫婦は「とにかく良い学校に入れてあげたい」という漠然とした気持ちを持っていましたが、面接練習をする中で、自分たちが思っていた以上に娘が家族や友達に対して思いやり深いことに気がついたのです。

ある日、面接対策の一環で「お友達が困っていたらどうする?」という問いかけをした時のことです。
娘は少し恥ずかしそうにしながらも、「お友達が困っていたら手伝ってあげたり、話を聞いてあげると嬉しいと思う」と答えました。
Sさん夫婦は、その優しい答えに驚き、普段の生活の中で娘がどれだけ友達を気遣い、人との関わりを大切にしているかを改めて実感しました。

さらに、面接で「お友達と一緒に遊ぶときに何をしているの?」と娘に質問してみたときのことです。
娘は少し照れながらも、「お友達とおままごとをするとき、みんなで一緒にご飯を作るのが好き。私はいつもお皿にご飯を盛りつけたり、みんなが喜ぶように飾り付けをしているの」と話しました。
この言葉に、Sさん夫婦は驚きました。

普段、家でおままごとをする様子は見ていたものの、友達との遊びの中で娘が自主的に役割を果たし、みんなが楽しめるように工夫していたことに気づいていなかったのです。
娘が周りの友達に気を配り、誰かが喜ぶ姿を見るのが好きなこと、そしてそのために細やかな気配りをする一面があることを改めて知り、夫婦は嬉しく感じました。

こうした娘の姿を見ていく中で、Sさん夫婦の心には、「単に学力や成績を重視するだけではなく、娘の優しさや協力性を生かして学べる環境が理想的なのではないか」という教育方針が芽生えました。
そして、志望校を選ぶ際には、教育理念として「社会貢献」「協力」を掲げる学校に焦点を当て、娘が自分らしく成長できる場所を探すことにしました。

最終的にSさん一家は、娘の良さを尊重し、コミュニケーション力や協調性を育みながら社会での役割を自ら作り出せる教育方針を持つ小学校を第一志望に決定しました。
こうして家族一丸となって準備を進めた結果、娘は無事に合格。

Sさん夫婦は、「娘の本当の良さに気づけたことで、彼女にとって最適な環境を選ぶことができた」と感じ、心から満足のいく選択ができたと実感しました。

このように、面接対策を通して、子どもの新たな魅力や個性に気づくことができます。

こうした発見は、親が教育方針や志望校を考える際にも大きな影響を与えます。
小学校受験は、親子にとって学びの多い貴重な経験になるのです。

わが子の魅力や個性について理解が深まるという点だけでも、小学校受験というのは本当に得がたい機会と言えます。

幼児期にこそ教育方針を考えたい理由

小学校受験をすると、子育ての早い段階で教育方針が決まります。

このように、幼児期に教育方針が決まっていると、例えばこんなメリットがあります。

  • 子育てのお金と時間の使い方が明確になる
  • 夫婦間の意見の不一致が起こりにくい

それぞれについて、解説します。

子育てのお金と時間の使い方が明確になる

幼児期に家庭で教育方針をしっかり決めておくと、子どもの個性を活かす習い事や課外活動を選ぶ基準ができるため、迷いが減りお金と時間の無駄が少なくなります

例えば、「人とかかわり、その中で自分の強みを発揮できる子に育てたい」という教育方針を立てたとします。

その方針があるなら、お子さんにスポーツをさせたいと考えた時に、「個人プレイよりチームプレイのスポーツをさせた方がいいな」と選択に迷いがありません。

あるいは、「うちの子はマイペースで自分の世界があるから、それを伸ばしていくことを大切にしよう」という教育方針の家庭では、無理やりチームプレイのスポーツをするのではなく、コツコツと一人で取り組めるスポーツを、自信を持って選ぶことができるでしょう。

小→中→高→大 とその後続いていく子育て期間においても、進路選択の際の判断材料として、「うちの教育方針」をベースにできます。

こういった、一つ一つの選択に、明確な判断基準ができるととても楽ちんです。

日々の接し方や時間の使い方にもメリハリがつき、親も子も負担が軽くなります。

夫婦間の意見の不一致が起こりにくい

教育方針を夫婦でしっかり話し合って決めておくと、日々の子育ての中で意見が食い違いにくくなります。

例えば、どの習い事をさせるか、何に重点を置いて育てるかといった選択の際にも、二人が同じ方針を共有していることでスムーズに話し合いが進みます。

日常的な小さな判断やアプローチが一致していると、子どもにとっても一貫性のある教育が受けられるため、混乱が少なく安心して成長できる環境が整います。

また、夫婦の意見がまとまっていると、もし何か困った状況に直面したときでも、教育方針を基に協力し合えるため、ストレスや不安が軽減されるという効果もあります。

こうして、夫婦が同じ教育方針に基づいて行動することで、家庭全体が一つのチームとして子どもを支え、ブレのない子育てが可能になるのです。

少し意見が食い違っても、「ちょっと待って、わが家の教育方針はなんだったっけ?」と立ち戻れる拠り所があると、落ち着いて話し合いができます。

子育て方針でいちいち喧嘩して精神が消耗する、なんて面倒ごとは、できるだけ避けたいものです。

「あの時、腹を割って夫婦で話し合いをしていて良かった!」と思う時がたくさんあるでしょう。

個性×教育方針の先に志望動機がある

小学校受験の準備を進めていくうちに、家庭の教育方針がだんだんと固まってくると、「どの学校が本当に子どもに合っているか」という志望校選びも自然と明確になります。

教育方針がしっかりしていると、「なぜこの学校を選ぶのか?」という問いにも自信を持って答えられるようになるからです。

私立小学校も国立小学校も、それぞれの学校独自の教育方針や学ぶ環境があります。
見た目の学力レベルや、学習設備の新しさなどに惑わされず、

「わが子の個性の発見」×「わが家の教育方針」

の視点を持つことで、その学校の本質的な魅力を、具体性をもって発見できるようになります。

こうして志望動機がはっきりすることで、学校選びに迷いや不安が少なくなり、受験に対しても自信を持って臨めるようになります。

教育方針と志望動機は密接に結びついていて、この連携が受験を成功に導く大きなポイントになるのです。

もし最終的に、地元の公立小を選ぶことになったとしても、この時考えた「わが子の個性の発見」×「わが家の教育方針」は、その後の子育てを、うんと楽にしてくれるでしょう。

受験を迷っている親御さんへのエール

まとめると、小学校受験をするかどうか迷っている親御さんに伝えたいことは、小学校受験はチャレンジするだけでメリットがたくさんあるということです。

  • 夫婦で教育方針を真剣に話し合える
  • わが子の「個性」や「幸せ」ってなんだっけ?を考えられる
  • 幼児期に教育方針が定まると、その後の子育てが楽になる
  • わが子の魅力を再発見できる
  • 親子で成長できる

だから、もしあなたが小学校受験を悩んでいるんだったら、ぜひチャレンジしてみることをおすすめしたいです。

そして、結果はどうあれ、小学校受験そのものを通して親子で成長できることは、一生に一度のとても貴重な体験です。

受験をしなければ得られない学びや親子の絆の深まりは、合否以上の価値があります。

ぜひ、ご家族で話し合って、検討してみてくださいね。
チャレンジを応援しています。

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