「プログラミング習ってみたい。」
と、お子さんが言い始めたらどうしますか?
我が家の息子も、小学校1年生の後半から「プログラミング」に興味を持ち始めたので、いろいろな体験レッスンや教材を検討した経験があります。
でも、そこには大きな落とし穴がありました。
ここでは、プログラミングを習うにあたっての、お子さんの志向に合わせた学びかたの選択肢や、教室選びのポイント〜注意点などをご紹介します。
昔、スクール情報誌で営業マンをしていた時代に、スクールの選択眼が相当養われましたので、教室選びの比較検討についてはうるさい私です。
みなさんの参考になれば幸いです。
まずは子どもの志向を確認しよう
まず、
お子さんがプログラミングの何に興味をもっているのか?
どういう部分ついて楽しそう、と思っているのか?
をはっきりさせてみましょう。
プログラミング、と一口にいっても選択肢がいろいろあります。
お子さんの考えている「プログラミング」と、保護者のみなさんの考えている「プログラミング」が違うことも考えられます。
例えば、「ロボットプログラミング」なのか「ゲームプログラミング」なのか?
「ロボットプログラミング」のなかでも、興味があるのは「ロボット」の部分なのか「プログラミング」の部分なのか?
はたまた、プログラミングの手法としては「ブロックプログラミング」なのか「テキストプログラミング」なのか?
今、本当にいろいろな選択肢があるからこそ、お子さんの志向にぴったりの内容を学ばせてあげられると良いですね。
そのためにもお子さんの志向の見極めは、一番重要です。
我が家の7歳(小2)の息子も、プログラミングスクールのチラシを見て
「プログラミングやってみたい〜!」
と言い始めたので「しめしめ・・・理系・IT系への道を歩むかも知れない!将来有望!」と理系への道をこっそり後押ししたい母ちゃん的には、ニヤリとほくそ笑んでおりましたが、
どうもうちの子は「プログラミング」というよりは「ロボット」の方に興味があるようだと、後々、紆余曲折を経てわかったのでした。
ロボット工学の世界へ行くのか?!
母の妄想は膨らみます。
興味関心をはっきりさせるには?何事も体験
プログラミングの世界は非常に幅広いフィールドですので、何事も体験してみないことにはわかりません。
親の私たちも学んでこなかったような世界、せっかくなのでどんな学びが広がっているのか親子で体感してみるのが一番早いです。
いろいろ味見、してみましょう。
体験するには・・・
・興味のありそうなプログラミングの本を与えてみる
・教室の体験レッスンを受けてみる
・無料でダウンロードできるもので試してみる
・擬似体験できるアプリを試してみる
などの方法があります。
幸い、コロナ禍のせいもあって、オンライン講座の選択肢がとても広がりました。
これまで近くにはなかった教室でも、オンライン講座が受講できるので、学びの選択肢が本当に増えたのです。
子ども向けの本もたくさん出ていますので一度探してみることをお勧めします。
お子さんにぴったりの学び方を探そう
お子さんの志向が何寄りなのかがわかってきたら、今度はお子さんにあった学びかたを考えましょう。
学ぶ内容と同じぐらい、学び方も大切です。
- 教室に通学して対面式で先生から学ぶ
- 自宅からオンライン教室で先生から学ぶ
- 通信教育で自宅で学ぶ
- 教材を買ってor無料で入手して自力で学ぶ
習いごと・教室を選ぶ際は、「何を重視するか?」という優先順位を決めることで自然と選択肢が限られてきます。
それでほとんど決まりですので、お子さんをよく観察したうえで、ベストな学び方を選んであげましょう。
例えば・・・
また、先ほどあげた要素以外でも、決め手のポイントはあります。
これは、保護者からの目線になりますが
例えば、こんなチェックポイントもあります。
●レベルのステップアップが可能
後々に子どもがハマっていったとして、応用した内容を同じスクールで提供しているか?ずっと通い続けられるか?という視点も重要です。スクールを探すというのは結構手間がかかるものなので、どうせならレベルアップも可能なスクールを選ぶことも考えの一つです。
逆に、いろいろなことに興味があるタイプであれば、様々な分野をそろえてつまみ食いできるスクールを選ぶのもアリです。
●プレゼンスキルが伸ばせる
プログラミング教室の中には、「発表する力」いわゆるプレゼンテーションスキルを重視しているスクールや、「チーム力」いわゆるコラボレーションスキルを育むスクールもあります。
ただプログラミングを学ぶだけでなく、そういったプラスアルファの力も伸ばせることに魅力を感じて選ぶという場合もあります。
●少人数制を重視
先生を独占できる時間が長く、わからない時にすぐにフォローしてもらえる少人数制が魅力的だと感じる人もいるでしょう。
学びたい内容の難易度が高いなど、お子さんの理解度が心配で手厚いフォローが必要だと感じる場合は、1人の先生が何人の生徒を担当して授業を進めるのか?チェックしておくと良いでしょう。
●カリキュラムの自由度
学ぶ内容が定型のものであっても、そこから子ども独自の創意工夫ができる時間があるのか、無いのか。
決められた範囲を粛々とこなす講座形式なのかどうか。
どちらが良いかは一概に言えず、そこはお子さんの適性次第です。
●購入後のフォロー
教材を購入して自力で学ぶ場合でも、その教材をどこから購入するか?でフォロー内容が大きく異なります。
無料で数回のオンラインレッスンがついてくるところ、オリジナルのテキストがついてくるところ、ビデオ配信のレッスンがついてくるところ、独自のコンテストを主宰しているところなど、各社様々ですので、よく調べて比較してみるとよいでしょう。
フォローは要らない!子どもが飽きるかもしれないから安いのが良い!ということであれば、フリマサイトでお試しで購入してみるという方法もありですね。
いかがでしたでしょうか?
お子さんにとって良い学びの場が見つかるかどうかは、保護者の皆さんの比較検討スキルにかかっています。
お子さんにぴったりの教室・学び方が見つかりますように!
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